肌の構造|なぜ肌は日焼けするのか?シミとくすみの原因はターンオーバーの遅れ?

なぜ肌が日焼けするか知っていますか?
日焼けのメカニズムを知っておけばするべきケア方法もおのずと見えてきます。

今年こそ絶対焼きたくない人にこそ読んで欲しいディープなシミ・くすみケアのコンテンツです★

肌が日焼けするメカニズム

肌が焼ける原因は紫外線ですが、実は紫外線には3種類あるって知ってますか?
まずは紫外線の種類について知っておきましょう。

肌が焼ける紫外線はどれ?

地上にまで届くほど波長が長い紫外線は、紫外線A波と紫外線B波の二種類です。
紫外線A波はB波よりも波長が長いため、肌の奥にまで浸透します。

そして肌が黒く焼ける原因も紫外線A波です。
紫外線B波は焼けるというよりは赤くヒリヒリとした炎症を起こす太陽光。

シミやそばかすの原因となるのも紫外線A波です。
紫外線A波は肌の基底層の更に下、真皮にまで達してしまいます。

真皮にはコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸などの肌のハリを司る成分があり、紫外線によってこれらは破壊されてしまいます。
日焼けは肌がくすんだりシミが出来るだけでなく、肌のハリや弾力にまで影響を及ぼしているんです!

肌が焼ける事はありませんが、太陽光の一種である近赤外線も無視できません。
近赤外線は最近の研究で太陽光の中で肌へのダメージが最も大きいと判明しました。

近赤外線は真皮の更に下である皮下組織にまで浸透し、肌を筋肉からたるませてしまいます。
肌は筋肉からたるんでしまうとスキンケアでは直しようがありません。

近赤外線についてはこちらの記事で詳しく解説しています→紫外線ケアにおすすめなスキンケア方法は?光老化を知ってアンチエイジング!

シミが出来るメカニズムは?

ではシミが出来るまでのメカニズムを確認してみましょう!
細かく説明すると訳分からなくなるので少し噛み砕いて説明していきます。

シミが出来る原因はどこにある?

こちらはシミが出来るまでのメカニズムです。
シミの原因であるメラニンを作っている場所を【メラノサイト】と言い、メラノサイトは表皮の一番下にある基底層にあります。

基底層にあるメラノサイトはその上にある細胞が紫外線を受けると、情報伝達から細胞に紫外線が当たっている事を知ります。
メラノサイトは肌を紫外線から守る為の処置として、メラニンを作成しています。

伝達を受けたメラノサイトはまず【チロシナーゼ】という物質を作り、その物質を上にある細胞に届けます。
チロシナーゼは最初は黒くありません。

届いた細胞の中で黒に変色します。
黒く変色したものが【メラニン】となります。

このメラニンが出来た細胞が長く肌に留まってしまうと、シミが出来たり肌がくすんでしまうんです。
では何故肌にメラニンが残ってしまうのでしょう?

ターンオーバーが遅れるとシミが出来る!

通常、海などで肌が日焼けしてもひと月もすれば肌は元の色に戻りますよね?
もしそんな早く戻らない!という人はターンオーバーが低下している可能性大です!

メラニンはターンオーバーによって排出される

基底層から上はケラチノサイトという細胞で出来ています。
この細胞達はターンオーバーによって作られ、排出されています。

基底層で生まれた細胞は次々に下から生まれてくる細胞によって上へ押し上げられるかたちで移動していきます。
しかし加齢や何らかの原因によって、このターンオーバーが正常に動作しなくなってしまうんです。

ターンオーバーは基底層で生まれた細胞が成長しながら、最終的には死んだ細胞となり肌の外に垢として剥がれおちる一連の流れの事です。
肌が生まれて剥がれおちるまでの理想的な周期は28日間とされています。

それ以上日数がかかってしまうと肌は皮膚は生まれ変わる事が出来ず、メラニンが生成されたくすんだ細胞がいつまでも肌に留まる事になります。
これが日焼けによりシミの原因です。

つまりターンオーバーが正常であれば、シミは出来ないんです。
けどこれはあくまで日焼けによるシミの話。

実はシミには6種類存在し、ターンオーバーによって消えるシミと消えないシミがあります。

日焼けで出来るシミとそれ以外のシミ

ターンオーバーが正常であってもシミが消えない…もう何年も残っている…そういう場合はターンオーバーによって消えない種類のシミになります。

シミの種類は6種類に分けられる!

シミは大きく分けてこの6つ!
自分のシミのタイプが分かれば消し方も分かります。

■老人性色素斑 日焼けによるシミはこれ!
特徴…濃淡や大きさにそれぞれ違いはあるが境界線がくっきりと分かるシミの代表格
一般的にシミと呼ばれるのはこちらのタイプ。
小さいものは日光性ホクロとも呼ばれ、大きい物だと2cm以上になる場合も!
色は薄い茶褐色から濃い茶色までさまざまあり、いずれも境界線がはっきりとしています。
老人性という名前ですが20代でも出来る事は十分あります。
最大の原因は紫外線!
シミになった後も変わらず紫外線に当たり続ける事でさらに濃くなっていく傾向にあります。
他にも洗顔やマッサージの際、肌を擦り過ぎると摩擦によってシミになったり代謝が低下する事も原因になります!

□肝斑
特徴…女性ホルモンや摩擦が引き起こす左右対称広範囲に広がるシミ
左右対称に出るのが一般的で、目の際を避ける様に頬骨からこめかみに向かってコの字型にできるのが特徴。
額や口元にできたり、左右で大きさや位置が異なる場合も!
色は薄い褐色で、老人性色素斑よりももやもやした境界線をしています。
昔から第二子出産後に出やすいと言われており、30代から40代の女性に多いのも特徴です。
原因は紫外線の他、女性ホルモンが大きく関わっている事が分かっており閉経後、しばらくすると治る。
摩擦などの微弱炎症もこのシミを悪化させる要因になります。

□脂漏性角化症
特徴…盛り上がったシミで美白化粧品は効かない!
もともとあったシミの部分の角質が必要以上に分厚くなり、茶色く盛り上がってしまったもの。
長い年月のあいだ紫外線ダメージを受け続け、細胞のDNAがエラーを起こす事で発生。
歳を重ねるほどに出来やすく、30代で出来てしまう場合もあります。
顔や手といった紫外線にあたり易い場所にできるのも特徴的。

□雀卵斑
特徴…遺伝的な要素が強くメラニン生成過剰によって出来る
通称ソバカスと呼ばれるシミです。
小さくて茶色い点状のシミが鼻を中心にして左右の頬に広がる様に発生している。
親が出来ている場合は子供も出来やすく、色白の人に多く3歳頃から見られはじめる。
思春期の頃になると顕著に現れる場合が多い。

□炎症性色素沈着
特徴…ニキビ痕や掻きむしった跡が残る事で出来る
ニキビや虫さされ、かぶれ、傷、火傷などの炎症が起きたあとに、メラニンが沈着してできるシミ。
特にニキビを潰したり掻いたりした場合に起こりやすく、炎症が原因のため年齢に関係なく全身にできる可能性がある。
下着などがこすれる部分に現れる黒ずみもこのタイプのシミと同じ。

□花弁状色素斑
特徴…うっかり日焼けの結果、背中にできるシミ
急激な日焼けのあと、赤みが落ち着いてから発生するシミで、顔には出にくいのが特徴的。
老人性色素斑の様なシミもあれば、花弁の様な形をしていたりと様々な形状で現れるシミ。
色白人種などの色が白い人に多くみられる。

それぞれのシミの消し方は?

シミの種類①老人性色素斑

老人性色素斑のケア方法
美白化粧品で未来のシミを減らす事は可能で、今あるシミの改善も見込める。UVケアをしっかり行う事で、シミの悪化も防げる。
サプリや治療薬でビタミンCとEを摂取するのもおすすめです。レーザー治療も有効。

シミの種類②肝斑

肝斑のケア方法
美白化粧水でケアしながら肌を擦らないようにして摩擦を起こさない事が大事。マッサージ系の美顔器なども使用は厳禁。
擦らないようにしているだけで治る事もある。さらに微弱炎症の誘発をコントロールするトラネキサム酸の内服も効果的。

シミの種類③脂漏性角化病

脂漏性角化症のケア方法
美白化粧品は一切効かない、シミの進化系。クリニックでCO2レーザーや液体窒素などを用いて除去するのが一般的。
UVケアをしっかりと行えばなりにくいため、紫外線対策がマスト。

シミの種類④雀卵斑

雀卵斑のケア方法
メラニンが過剰に生成されてできるシミなので老人性色素斑と同じで理論上では美白化粧品は効くはずだが、消えない場合が多い。
UVケアと美白ケアはマスト。レーザー治療をして一時的に消えるものの、再発する事が多い。

シミの種類⑤炎症性色素沈着

炎症性色素沈着のケア方法
美白化粧品は有効で、できたばかりの場合はすぐにケアをする事で消す事も可能。レーザー治療をしてしまうと余計に濃くなってしまったり、広範囲に出来ている場合は肌の色ムラを起こす場合もある。
ハイドロキシンなどの塗り薬が効果的。

シミの種類⑥花弁状色素斑

花弁状色素斑のケア方法
美白化粧品によって多少の軽減は見込めるがあまり効果は期待できない。レーザー治療が確実で一番効果的。
急激な日焼けが原因で出来るので、海など強い紫外線に長時間あたる場合はしっかり日焼け止めを塗り、ウォータープルーフであっても2.3時間置きに塗り直す事で予防できる。

シミとターンオーバーを改善するには?

通常、日焼けによる一時的なシミやターンオーバーによって消えてくれますし、美肌化粧水で改善が見込めます。
しかしそもそもターンオーバーが正常に機能していないと、シミのある細胞がいつまでも肌に残ってしまいます。

肌がくすんでいたり、表面が乾いてゴワゴワしている場合は角質ケアを取り入れてターンオーバーを促すのがおすすめです!

ターンオーバーが遅れ古い角質がいつまでも肌の表面に残っていると化粧品の成分も浸透してくれないのでいくら美白化粧品を使ってもシミが改善されません。
ターンオーバーは30代を迎えると必ず遅れてきます。

そのため、30代からは角質ケアがマスト。
角質ケアによって古い角質を除去する事でターンオーバーを促す事が出来るんですよ!

しっかり角質ケアを取り入れ、古い角質が肌に残らない様にケアする事も、シミを残さない方法です!


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