女性用デオドラントの種類と適した使い方!実際に使用したおすすめ消臭剤も紹介

汗をかく時期にはどうしても気になる体の臭いは男性だけの悩みではありません。
体臭が弱い女性でも、やっぱり汗をかく季節には臭いって気になります…。

色々なデオドラントを試している女性も多い筈。
けどどのデオドラントがどういう風に臭いに作用してるかって実はよく分からないものです。

デオドラントの消臭効果タイプには大きく分けて4つあります!
さらに形状によっても消臭効果に違いがあるんですよ❤

汗をかく前とかいた後でも使うデオドラントの種類を変えるのが正解★







デオドラントとは?体臭の仕組みについても解説

まずは体臭の仕組みについて簡単に知っておきましょう!
これを知っているとデオドラントに頼り過ぎず自分で意識して臭いを改善する事も出来ます。

体臭のしくみについて

体臭の元は体から分泌される【汗】と【皮脂】ですが、実はこの汗と皮脂だけでは臭いの原因にはなりません。
もともと汗も皮脂も無臭のものだからです。

しかし汗や皮脂を拭き取らずそのままにしておくと、古い角質と結びつき皮脂は酸化し肌にある細菌によって分解される事で臭いが発生します。
実は汗はかいて直ぐに拭き取れば臭いの原因にはならないんです!

皮脂は酸化するとニキビなどの肌トラブルの原因になったり、毛穴目立ちの元となる角栓の原因にもなります。
皮脂はあぶら取り紙で除去する事が可能です。

皮脂が気になるからといって一日に何度も洗顔をすると顔が乾燥して余計に皮脂が分泌されやすい肌になるので要注意!!
また化粧水しか使っていない・乳液やクリームは少量しか使わないスキンケアでも肌は乾燥し、皮脂が分泌されやすくなるので気を付けましょう。

デオドラントとは?

デオドラントとは消臭効果のある防臭化粧品の事★
脇や足の裏の臭いをケアしたり、ボディの臭いをケアするものを総称してデオドラントと言います。

近年では消臭しながら良い香りのするものも多くあり、効果も上がってきている印象です。
防臭化粧品は大きく分けて4種類あります!

この4種類のデオドラントは状況によって使い分ける事が可能。







デオドラントの機能タイプは4種類!

4種類あるデオドラントはそれぞれ使うべきタイミングが異なります。
正しい使いかたをする事で効果を最大限発揮させましょう★

デオドラントのそれぞれの機能と使うタイミング

1 汗を抑える制汗剤タイプのデオドラント
強い収れん作用によって汗を強制的にストップ!!
フェノールスルホン剤亜鉛や各種のアルミニウム塩が配合されている事が多い。

2 抗菌機能タイプのデオドラント
皮脂にいる常在菌の増殖を抑える事によって、嫌な匂いを発生させない抗菌タイプのデオドラント。
中でも抗菌と一緒に消臭効果も得られる銀イオン(Ag+)がよく配合されています。

3 消臭機能タイプのデオドラント
体臭の原因になる低級脂肪酸は、金属と結びつく事によって臭いが発生しなくなるという特徴があります。
それを利用して亜鉛華(酸化亜鉛)を低級脂肪酸に結び付け、嫌な臭いを除去させる方法です。

4 香りによってマスキングするデオドラント
弱い体臭程度なら香水やオーデコロンなどで、嫌な匂いを包みこみ覆い隠す【マスキング】で十分ケアする事が可能です!
中にはオーデコロンに抗菌作用のある成分を配合して作られる【デオドラントコロン】と呼ばれるものもあります。







デオドラントの効果を上げる上手な使い方

4種類に分類出来るデオドラントの効果種類ですが、上の説明を見るとおのずと使うべきタイミングが分かってくると思います!
それぞれのベストな使うタイミングを確認してみましょう★

デオドラント効果を最大限発揮する使用タイミング

1 汗を抑える制汗剤タイプのデオドラント

抑えを抑える為のデオドラントのため、汗をかく前に使うのがおすすめ。
朝、おでかけの前に使うのがベスト★

2 抗菌機能タイプのデオドラント

菌が繁殖する前に使う事で効果を発揮するタイプ!
朝、おでかけの前に脇などにスプレーするものの多くはこのタイプですね。

3 消臭機能タイプのデオドラント

既に発生してしまった体臭を抑える事の出来るデオドラント。
臭いの元に働きかけてくれるので日中や夕方など使うのに適しています。
スティックタイプに多いデオドラントですが、朝一に使ってもOK★

4 香りによってマスキングするデオドラント

いつでも使用OK❤
ただし沢山汗をかいた時などは効果にそこまで期待は出来ないかも…。
消臭として使うなら汗のかきやすい夏場ではなく涼しい時期に使うのがおすすめ!







デオドラントは種類によって効果が違う!

デオドラントには様々な形状のものがありますが、実はそれぞれ効果の大小に違いがあるんです!!

デオドラントの種類と効果

デオドラント種類 成分&使用感 形態タイプ 消臭効果力
肌に乗せやすく伸びもいいさらりとしたテクスチャーが特徴★タルクが多く配合されており、滑りと光沢もあり! ルースタイプのパウダーで粉の状態でケースに入っている

他のデオドラントと合わせて使うのがおすすめ

肌に乗せやすく伸びもいいさらりとしたテクスチャーが特徴★タルクが多く配合されており、滑りと光沢もあり!プレストタイプは持ち運びにも◎ プレストタイプのパウダーで、固形でコンパクトケースに入っている

他のデオドラントと合わせ使うのがおすすめ

エタノールが多く含まれている事により収れん効果が高く、制汗作用が強いので汗が気になる人におすすめ。 噴射剤が配合されていないミストタイプで外出先でも使いやすい

デオドラント効果は普通だが制汗作用は高い

さらりとしたテクスチャーが心地よいタイプ。もっともポピュラーなデオドラントで使いやすさも◎液体化したガスが気体になって噴射される事で温度が下がりひやりと感じる 噴射剤が含まれるパウダースプレー。最も多く出回っているタイプのデオドラント

効果は普通だが中には一日中しっかり臭いを押さえるものも

ローションタイプと同様にエタノールが多く含まれており制汗に優れている。 ローションをローラーによって肌に塗るタイプ。水っぽいのであまり脇などには向かないかも…

デオドラント効果と制汗効果が高く重宝するタイプ

制汗物質に加え抗菌成分も配合された付着力と持続力に優れた固形タイプのデオドラント。 硬いスティックタイプで塗りやすく扱いやすい。刺激も少なく持ち運びにも便利

もっともデオドラント効果の高いタイプ。長時間持続も嬉しいところ







実際に使用したおすすめデオドラントはこれ

若い頃よりずっと使い続けているデオドラント商品ですが、中でももっともおすすめのものをレビュー付きで紹介します★

おすすめデオドラントのレビュー

デオナチュレ【ソフトストーンW】
汗と臭いを抑える制汗剤★医薬部外品

これを使った日は安心していられるほどの強力消臭(笑)!
もう手放せない一生推すデオドラントコスメです!!

これを使い忘れた日は汗をかいた時にかなり不安な気持ちに…。
使い心地もよく柔らかなストーンがしっかりと脇にフィットしてくれます。

剃刀負けをして過敏になっている時も刺激を感じる事なく使えるのが◎
ただし脇にしか使えないのが難点…そういう時にはこれ↓

エージーデオ24【パウダースプレー】
医薬部外品に分類される24時間消臭が続くスプレータイプのデオドラント★

消臭効果と制汗効果に優れたスプレータイプ!
私が安心して使えるのはこの二つくらいかな…。

エージーデオは脇以外にも使えるのがいい!
背中や胸元など、プシュ―と広範囲に使いたい時にはこれ。

さらりとしたパウダーが肌の上に付着し、べた付きを感じにくくなるのも◎
日に二度ほど運動をするのでその度に汗だくになるのですが、これを上半身にしっかり使っていれば安心です^^

お値段は少し割高ですがそれだけの価値があります★
香りの種類も多く気分によって変えられるのも嬉しいPOINT❤

ただ少しスプレーする時に刺激を感じやすいので脇が過敏になっている時はデオナチュレの方がいいかも。

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記事執筆にあたり参考にした専門書籍

『化粧品成分表示のかんたん読み方手帳』著者…久光一誠
1997年、東京理科大学大学院基礎工学研究科修了。博士(工学)。

『おもしろサイエンス 美肌の化学』著者…福井寛
1972年広島大学工学部醗酵工学科卒業。1974年広島大学大学院工学研究科修士課程修了。福井技術士事務所代表。受賞歴多数。

『いちばんわかるスキンケアの教科書』著者…高瀬 聡子
皮膚科医。ウォブクリニック 中目黒総院長。
慈恵医科大卒業後、同大に皮膚科医として勤務。2003年に化粧品「アンプルール」を開発。

『美容皮膚科ガイドブック第2版』著者…川田暁
1979年東京医科歯科大学医学部卒業。東京医科歯科大学医学部皮膚科医員。1988年防衛医科大学校皮膚科講師。1990~1992年カリフォルニア大学サンフランシスコ校研究員。1997年帝京大学医学部附属市原病院皮膚科助教授。

『化粧品成分検定公式テキスト』編…一般社団法人
化粧品成分検定協会

『スキンケアの化学』著者…田上八朗
1977年 – 1983年、浜松医科大学助教授。1983年- 2003年、東北大学医学部教授。皮膚科領域で多方面の研究を多数国際雑誌に発表し、皮膚科学にインパクトを与えた。

『美肌のために必要なこと』著者…北條元治
株式会社セルバンク代表取締役、RDクリニック顧問、東海大学医学部非常勤講師、形成外科医、医学博士。

『日本化粧品検定1級対策テキスト』著者…小西 さやか
日本化粧品検定協会R代表理事。

『必要なのはコスメではなくテクニック』著者…長井かおり
ヘアメイクアップアーティスト。

『医者が教える食事法』著者…牧田善二
AGE牧田クリニック院長。糖尿病専門医。医学博士。

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