肌の老化が止まらない…!これ以上肌を老化させないアンチエイジング方法とは?

年々刻まれていく肌の老化現象…。
一生懸命スキンケアをしても肌の老化ってどうしても進行してしまうもの。

そもそも肌が老化する原因は知っていますか?
肌が老化する原因を知ればケアも効率的に行う事が可能です★

肌老化の原因を知ってこれ以上老けない肌を作りましょう!



肌の老化原因の80%は光老化!

肌の老化原因の80%は光老化であるとされています。
しかし一言に光と言っても種類は一つだけではありません。

光の種類によって肌の老化現象も様々……。
最新の研究で明らかになった老化原因と共に、光それぞれの肌へのダメージを解説していきます。

紫外線による肌の老化

光老化の中に含まれている内の一つが太陽光による紫外線なのですが、実は紫外線には3種類あり、そのうち波長の長い二種類が地上に降り注いでいます。
地上に届いているのは紫外線B波と紫外線A波。

紫外線A波の方が波長が長く、肌の奥にまで侵入するとされています。

紫外線は肌を黒くしたり赤く炎症を起こさせる以外に、シミやシワ、たるみの原因にもなるんです。
紫外線B波は肌を黒くするメラノサイトがある基底層にまで達し、メラニンを沢山作らせシミやそばかすを作ってしまいます。

対して紫外線A波基底層の更に下である真皮にまで達するほど波長が長く、真皮にあるコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸、さらにはこの三つを作っている繊維芽細胞まで破壊し、肌をたるませシワやほうれい線の原因になります。

エイジング的には紫外線A波の方が比較的致命的なダメージを与えます。
真皮にあるコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸は角質層や顆粒層の更に下で肌のハリを司っている機関です。

これらが破壊される事によって肌はハリを失い、シワやたるみが発生します。
コラーゲンやエラスチンに支えられ、コラーゲンとエラスチンのまわりをヒアルロン酸が満たす事で真皮層は肌のハリを保っているのでこのどれかが破壊されても肌はハリを失います。

さらに最近よく耳にする様になったブルーライトは、紫外線A波とよく似た波長をしてる事が分かっており、肌に与えるダメージも紫外線A波と酷似しています。
パソコンやスマホを操作する場合、液晶にUVカットのカバーをするなどの対策が大事です。

近赤外線による肌の老化

近年、もっとも光老化の中で危険視されているのが【近赤外線】です。
実は近赤外線も太陽光に含まれる可視化光線で、紫外線A波より肌の深くまで侵入している事が分かりました。

近赤外線はなんと真皮の更に下にある皮下組織にまで浸透します。
皮下組織には筋肉や脂肪があり、そこに近赤外線が当たる事で、筋肉が衰えてしまうんです!

筋肉は衰えると萎んでしまうので、肌の弾力が根底から失われる事になります!
深く刻まれたほうれい線やゴルゴ線、マリオネットラインなどのたるみはこの近赤外線が原因です。

さらに紫外線が地上に10%程度しか届いていないのに対し、近赤外線はなんと50%も地上に届いているんです。
つまり、肌老化の多くは近赤外線によるところが大きいんです!

近赤外線による肌へのダメージが分かったのはごく最近の事で、紫外線をカットしてくれる日焼け止めの多くも近赤外線にまではケア出来ないものも多くあります。
さらに近赤外線が皮下組織にダメージを与える事で炎症性サイトカインが発生し、コラーゲン分解を促してしまうんです!!







光老化による肌老化を止める方法

肌老化の原因の多くが光である事が分かれば肌のケア方法もおのずと分かってきます。
とにかく紫外線と近赤外線ケアはマストです。

肌の老化現象が止まらない場合はこの光老化によってダメージを受け続けている事が原因かもしれません。

光老化で肌を老化させない方法

紫外線は5月から量が増え、7月でピークを迎えます。

しかし一年中降り注いでいる事に変わりはありません。
同じく近赤外線も一年を通して地上に届いています。

つまり一年を通しての光ケアは必ず必要になります。
とはいえ一年中日焼け止めを使うのって嫌なものです。

その場合は日焼け止め効果のある下地や乳液、ファンデーションがおすすめです。
私のおすすめはこちら。

ナチュラグラッセ【UVプロテクションベース】30ml ¥3200(税抜)
商品ページ→ナチュラグラッセ UVプロテクションベースN

光ダメージの種類 カット率
紫外線カット SPA50+ PA+++
ブルーライトカット 97.2%カット
近赤外線カット 92.9%カット


SPAとは肌が日に当たりだした15~20分で肌が焼け始めるのに対し、何分肌が焼けるのを遅らせる事が出来るかを示しています。

SPA20なら日焼けにかかる時間を二倍にできるという意味なので、15~20分×2=日焼けまでにかかる時間となる訳です。

ナチュラグラッセのUVプロテクションベースはSPA50+なので5倍以上日焼けまでにかかる時間を延ばせるという訳です。
ちなみにSPAは紫外線B波に対しての効果ですが、PAは紫外線A波に対する効果になります。

PAとは紫外線A波の防止効果を示す数値です。

PA+ 効果がある
PA++ かなり効果がある
PA+++ 非常に効果がある
PA++++ 極めて高い効果がある

ナチュラグラッセの日焼け止め、UVプロテクションベースはPA+++なので非常に効果があるという訳です。
実際炎天下に長時間いる訳ではないので、PA++くらいあれば事足りるらしいですよ。

さらにナチュラグラッセは独自の処方で紫外線錯乱剤が肌に均一に付着する様に作られています!
均一に付着する事によって、ムラを無くし、白浮きを防止する事に成功!!

紫外線散乱剤ベースオイルを一緒に配合する事によって均一に肌に付着し、ベースオイルは潤い成分として肌に浸透し、肌を通り抜けない紫外線散乱剤だけが均一に肌の上に残るという仕組みです。

肌が潤うと肌の持つバリア機能が向上するのでさらにダメージを受けにくい肌になるんです。

一般的な日焼け止めは美容成分と一緒に配合されていない為、紫外線錯乱剤がUVに負け、揮発性が上がってしまいます。
紫外線錯乱剤の効果が弱いと言われる所以でもありますが、ナチュラグラッセはモイストエッセンス処方を施す事でこの揮発性を回避!

さらに均一に付着する事で自然と肌がトーンアップするという優れものです!

もう一つのおすすめはこちら★

ポーラ【日焼け止めクリームB,Aプロテクター】¥11880(税込)
公式サイト→【ポーラ】最高峰B.A の日中用クリーム

日中用の日焼け止めであるポーラの日焼け止めクリームは紫外線と近赤外線もしっかりカットしてくれる上に保湿も兼ねそろえています。
これぞエイジングケアクリーム★

紫外線を受けると肌は乾燥した状態に陥る事にも着目して作られた日焼け止めです。
実はこの日焼け止め、ジェル×クリームのいいとこ取りで作られているんです!

そのため保湿の高いジェル×水分保持のクリームのダブルで肌を乾燥から守ります!
実は肌は乾燥すると紫外線などのダメージによる老化を受けやすくなってしまうんです。

肌にはもともと角質層にバリア機能があり、このバリア機能は角質層の角質細胞の間にあります。
角質細胞の間にある細胞間脂質は肌表面を乾燥から守り、肌を柔らかく保つ肌のバリア機能で、水分とセラミドで形成されています。

しかし角質層が乾燥し、バリア機能の水分が失われると肌の奥に紫外線などのダメージが浸透しやすくなってしまいます。
肌のバリア機能を高め、しっかり日焼け止め成分で紫外線と近赤外線をケアしてくれるのがポーラの日焼け止めの凄いところです。







光老化以外の肌の老化原因は?

光以外の肌老化波ずばり【加齢】です!
では具体的に加齢による肌老化とはどういったものなのでしょうか?

加齢による肌の老化

加齢による老化原因は肌再生力の低下です。
平たく言うとターンオーバー(新陳代謝)の低下が原因です。

ターンオーバーは女性なら耳にした事がある人も多いのではないでしょうか?
ターンオーバーとは新陳代謝の事で、肌の生まれ変わりの事でもあります。

肌は常に新しい細胞を作っていて、細胞を入れ替えています。
細胞が新しいものに入れ替わる事で、肌は蓄積されたダメージを排出出来ます。

子供が老化しないのはこの新陳代謝であるターンオーバーが盛んに行われているからなんです。
ではターンオーバーについてもっと詳しく解説してみましょう。

肌の表面は層になっており、一番上から基底層・顆粒層・有棘層・基底層・真皮層・皮下組織となっています。
基底層から上は全てケラチノサイトと呼ばれる角化細胞で出来ています。

そしてこの角化細胞を作っているのが基底層にある表皮幹細胞です。
表皮幹細胞は自らのコピーを生みだし細胞を増やす働きと、分化して自分とは違う働きをする細胞を生みだす二つの働きがあります。

角化細胞は表皮幹細胞とは異なる細胞なので、自分とは違う細胞を生みだす分化の働きによって生まれる細胞です。
では幹細胞はどの様にして増えるか知っていますか?

幹細胞が分裂・分化する為には、まず幹細胞自身が活性化する必要があります。
幹細胞が活性化するのに必要不可欠なものがサイトカインとも呼ばれる【成長因子】です。

成長因子が幹細胞にあるクレーターの様な窪みにハマる事で、幹細胞は分裂・分化を開始します。
しかし、加齢によって成長因子は減少してしまう為、ターンオーバーが徐々に弱まり、肌の再生能力も低下していき、肌は徐々に老化していくという訳です。

さらに加齢と共に表皮幹細胞も低下します。
ちなみに真皮にも真皮幹細胞というものがあり、真皮幹細胞は繊維芽細胞を生みだし、繊維芽細胞はコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を生みだしています。

真皮幹細胞も成長因子が減少する事で活性化する事が出来なくなっていき、コラーゲンなどを生みだす力が弱まる事で肌のハリが損なわれていくという訳なんです。

ターンオーバーを促進して肌老化をストップ!

ターンオーバーを促進するもっとも簡単な方法は【角質ケア】です。
いわゆるスクラブ・ゴマージュ・ピーリングがそれにあたります。

他にも角質ケアが出来る美容液や洗顔などもあります。
肌に優しいのはピーリング美容液や毎日使えるピーリング洗顔料です。

ターンオーバーは働きが低下してくると古い細胞が肌から剥がれ落ちにくくなり、肌の表面に溜まってしまいます。

表面に古い細胞が溜まってしまうと化粧品も浸透しにくくなり、ターンオーバーも停滞してしまうんです!
さらにターンオーバーによって表皮の潤いを下からくみ上げているので、ターンオーバーが停滞すると表皮内の水分も失われていき、肌は乾燥した状態になってしまいます。

表皮が乾燥すると乾燥による小じわが出来たり、見た目もカサカサしてしまったり、手触りもゴワゴワとするばかりか、メイク乗りも非常に悪くなります。
30代になってからの角質ケアはマストなんです!

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サンソリットのピーリング石鹸【スキンピールバー】は、なんと4種類もあり全て色が違います。
肌悩みに応じて4種類から自分に合ったものを選ぶ事が出来ます。

クリニックでも処方される洗顔石鹸なので、その信頼性も高く、この石鹸欲しさに皮膚科に通い続ける女性が後を絶ちません。
サンソリットの洗顔石鹸は赤・黒・青・緑に色分けされており、それぞれ配合されている成分が少しずつ違います。

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赤いピーリング石鹸はニキビ予防に特化した洗顔石鹸です。
ティートゥリーオイルとピーリング剤のAHA1.0%が配合されているピーリング石鹸です。

ティートゥリーオイルとはオーストラリアで古くから使用されているオイルで、先住民の間では何千年も肌を清潔に保ち、リフレッシュしてくれるオイルとして親しまれ続けています。
顔だけではなく、膝・かかと・背中のニキビ予防にも使う事が可能です。

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黒いピーリング石鹸は肌のくすみケアに特化した洗顔石鹸です。
AHAとBHAが配合されており、古い角質を除去しみずみずしく滑らかな肌に導いてくれます。

肌に透明感を与えてくれるハイドロキシンも配合されているんです!
透明感のある美しい肌へ導いてくれる成分を厳選配合してある洗顔石鹸です。

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青のピーリング石鹸は敏感肌の人でも使える洗顔石鹸です。
AHAの配合量が他の洗顔石鹸に比べ少なく、敏感肌、乾燥肌、ピーリンングビギナーにも使いやすいピーリング石鹸になっています。

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緑のピーリング石鹸は、皮脂や毛穴が気になる人向けの洗顔石鹸です。
きめ細かな泡で汚れをしっかり除去してくれます。

こちらはしっかりAHAが配合されており、脂性肌の人やピーリングになれている人向けの洗顔石鹸になっています。

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4つのピーリング洗顔を使ってみて、一番自分の肌に向いている洗顔石鹸を見つけて見て下さいね。







食べ物で肌の老化を止めよう

肌と食べ物には切っても切れない繋がりがあります。
いくらスキンケアで美容に力を入れても、食べ物を疎かにしていては美肌は手に入りませんし、肌の老化を止める事も出来ません。

むしろ間違った食事で老化を早めてしまう事も。
私たちの体は全て食べ物から出来ています。

肌ももちろん食べ物から出来ており、もとはアミノ酸によって形成されています。
アミノ酸の集合体がたんぱく質であり、肌の細胞はこのたんぱく質で作られています。

アミノ酸をたんぱく質に変え、たんぱく質を細胞に変える過程において必要な栄養素をすべてバランスよく摂取しなければ健康で美しい細胞は手に入りません。
細胞の元であるアミノ酸だけを沢山摂取しても、肌はキレイにならないんです。

肌のターンオーバーを整えてくれる食べ物や、肌の老化を抑えてくれる食べ物も必要です。
おすすめなのが5大栄養素をバランスよく採りながら抗酸化作用のある食べ物を食べる食事法です。

肌に必要な栄養素①炭水化物

炭水化物は細胞を作る上で必要となるエネルギーの源です。
炭水化物がなければせっかくのたんぱく質も細胞になれないままです。

炭水化物が減少すると美肌やダイエットに必要な腸の乳酸菌が減ってしまい、美肌から遠ざかるどころか太り易い体質にも陥ってしまいます。
どうしても白いお米やパンを避けたい場合は発芽玄米がおすすめです。

発芽玄米には糖の吸収を抑える食物繊維も含まれているので、ダイエットには打ってつけです。

美肌に必要な栄養素②脂質

脂質は脂の事なので、太ってしまうのではないかと思うかもしれませんが、人間が太る原因は糖質だけです。
油では太りません。

脂質を取らないと肌はかさかさになるだけでなく、セラミドも作る事が出来なくなってしまいます。
セラミドは脂質に含まれる必須脂肪酸が原料なんです。

いくらターンオーバーを整えてもセラミドが作られなければ意味はありません。
脂質が減少するとアトピーやアレルギーが悪化する場合もあります。

肌に必要な栄養素③たんぱく質

私たちの体の主原料ともいえるたんぱく質は、全身に酸素を運んだり免疫力を高めたり、コラーゲンやエラスチンの原料にもなるので健康維持と美容のためには欠かせない成分です。
たんぱく質はアミノ酸の集合体で出来ており、人間の体には約20種のアミノ酸があります。

このうちの9種類は体内で作る事が出来ないので必ず食べて摂取するしかありません。
たんぱく質が減少すると肌の弾力もうるおいも低下してしまいます。

たんぱく質が足りなくなるとシワ・たるみ・乾燥の原因となり、年齢よりも老けた見た目になってしまうんです。
さらに貧血や抜け毛なども起こってしまうで気をつけましょう。

肌に必要な栄養素④ビタミン

ビタミンの働きは、炭水化物、脂質、たんぱく質の代謝に関わっている他、細胞を活性化させ免疫力を上げたり、血液循環を良くしたりと様々な働きがあります。
血行が悪くなるとターンオーバーも乱れてしまうので要注意です。

また抗酸化作用のあるビタミンEなどはシミやシワ、ニキビ予防し肌の老化を軽減してくれる優れものです。
ビタミンが不足すると肌荒れやニキビ、肌老化も進みやすくなってしまいます。

ビタミンが不足する事で炭水化物、脂質、たんぱく質もエネルギーに変換されにくくなり、倦怠感や苛々なども起こしてしまうんです。
もちろん肌にも栄養が行かず、コラーゲンの原料不足となりシワやたるみといったエイジングが進みやすくなってしまいます。

肌に必要な栄養素⑤ミネラル

ミネラルは体と肌の機能を正常に働かせる為になくてはならない栄養素です。
ビタミンと同じく、炭水化物、脂質、たんぱく質の働きをサポートする役割があります。

他にも細胞の新陳代謝やコラーゲンの生成にも欠かせない栄養素なんです。
ミネラルが不足すると肌はくすみ、髪や爪も脆くなってしまいます。

ミネラルが不足すると体内の酸素が足りなくなり、貧血を起こしやすくなるばかりか顔もくすみ目の下のクマも目立つ様になってしまいます。
コラーゲンの合成にも必要不可欠なミネラルは、外食が多くなると不足しがちになるので気をつけましょう。

肌の為に5大栄養素と一緒に取りたい栄養素

できれば5大栄養素と一緒に摂取していきたいのが【食物繊維】です。
食物繊維には脂質と糖質の吸収を穏やかにする働きがあります。

糖質は取り過ぎると肌が【糖化】してしまいます。
肌の糖化とは肌老化と肌をごわつかせる原因になる酸化と似て非なる現象です。

甘い物が好きな人や、炭水化物を摂取し過ぎている人は要注意です。
食物繊維は不足すると便秘になり、毒素が体の中に溜まる事で肌荒れや乾燥、くすみの原因になってしまいます。

とはいえ6種の栄養素をバランスよく取るのは中々難しいもの。
意外とどの食物になんの栄養素が入っているかって分からないんですよね。

そこでバランスの良い食事を取る目安として【5色】を揃えて食べる事をおすすめします!
まずは【赤】
赤い食べ物といえば【トマト】【ニンジン】【リンゴ】【苺】【スイカ】【サクランボ】【かつお】【カニ】【えび】などなど。


そして【黄】
黄色の食べ物といえば【かぼちゃ】【パプリカ】【バナナ】【グレープフルーツ】【オレンジ】【レモン】【マンゴー】【卵】などなど。


そして【緑】
緑の食べ物は【ブロッコリー】【アスパラ】【ピーマン】【ホウレンソウ】【水菜】【キャベツ】【レタス】【にら】【おくら】【キウイ】などなど。


そして【紫】は。
【ナス】【紫キャベツ】【さつまいも】【巨峰】【ブルーベリー】【いちじく】【ざくろ】【あずき】など。


さらに【黒】
黒の食べ物って想像しにくいですが【黒ごま】【黒豆】【こんにゃく】【プルーン】【レーズン】【昆布】【海苔】【わかめ】【もずく】など意外と沢山あります。


さらに【茶】の食べ物。
【ごぼう】【しいたけ】【しめじ】【まいたけ】【味噌】【納豆】【玄米】【アーモンド】【豚肉】【牛肉】などです。

抗酸化作用のある食べ物

抗酸化作用とは肌が酸化するのを抑えてくれる働きの事です。
肌は活性酸素により酸化すると細胞の働きが悪くなるばかりかコラーゲンなども破壊されてしまいます。

若々しい肌を保つためにはいかにして活性酸素を抑え、肌を酸化から守る事が重要なんです!
活性酸素は紫外線を浴びたり大気汚染に触れたりストレスを感じても発生してしまう厄介なもの。

そして今、第7の栄養素として注目されているのが【フィトケミカル】
果実や野菜などに含まれる香りや色素、辛みなどの成分で、植物が紫外線や害虫から身を守るための化学成分の総称です。

別名【ファイトケミカル】とも呼ばれています。
フィトケミカルとは【ORAC(活性酸素吸収能力)】のある食べ物の事で、米国ではORACを数値化したORAC値を具体的に国民へ発表しています。

ではORACが高い食べ物を順に表にしてみましょう。

果実のORAC値

食物 ORAC値
プラム・ブルーベリー 60値以上
ブラックベリー 50値以上
ラズベリー 50値前後
イチゴ・サクランボ 30値以上
リンゴ 20値以上
オレンジ 20値弱
ブドウ・マスカット 10値以上
マンゴー 10値程
キウイ・バナナ 10値弱


野菜のORAC値

ホウレンソウ 25値以上
アスパラガス 15値以上
ブロッコリー・ニンジン 10値以上
玉ねぎ 10値前後
ダイコン・赤ピーマン 10値弱
カリフラワー 5値以上10値未満
カリフラワー 5値以上8値未満
ピーマン 5値前後
カボチャ 5値弱
トマト 5値未満


ナッツ類のORAC値

ペカンの実 180値弱
クルミ 150値弱
へーゼルナッツ 100値弱
ピスタチオ 60値以上
アーモンド 50値弱
ピーナッツ 30値以上
カシューナッツ 5値弱
マカダミアナッツ 5値弱
ブラジルナッツ 3値弱
松の実 2値弱


香辛料のORAC値

クローブ 3000値以上
シナモン 2500値以上3000値未満
ハナハッカ 2000値前後
ターメリック 1500値以上
パセリ 500値以上1000値未満
バジル 500値以上1000値未満

 

表にしてみると香辛料のORAC値がずば抜けている事が分かります。
中でもクローブは3000値以上!!

抗酸化作用だけを求めるならクローブやシナモンを中心に取るのがおすすめ。
中でもシナモンやパセリ、バジルは普段の生活の中でも比較的採り易い香辛料かと思います。

他にもビタミンが豊富な食べ物も肌を酸化から守ってくれます★







アンチエイジングにおすすめ飲み物

アンチエイジングの観点から見るおすすめの飲み物はミネラルウォーターです。
実はカテキンが含まれるお茶やコーヒーや紅茶は食物の吸収を邪魔してしまうんです。

せっかく肌にいい栄養を採っても、お茶やコーヒー、紅茶と一緒に含んでしまうと肌へ栄養が行きづらくなり、美肌から遠のいてしまいます。
他にもトクホのダイエット飲料も吸収を抑える働きがあるので栄養が肌に行きにくくなります。

アンチエイジングとミネラルウォーター

ミネラルウォーターはアルカリ性の硬水が特におすすめです。
硬水にはカルシウムも多く含まれています。

食事の際、コップ一杯をゆっくり飲むようにしましょう。
ミネラルウォーターに限らず、体に良いからと言って水を飲み過ぎるのは危険!

一日の水の摂取量が2リットルを超えると水中毒になってしまう恐れがあります。
体の塩分が薄まり過ぎたり、脳が膨張する事で意識障害が出る場合もあります。

アンチエイジングとコーヒー

食事の後にブラックコーヒーを飲むのはおすすめです。
コーヒーに含まれるカフェインはあまり良いイメージを持っていない人も多いかもしれません。

しかしカフェインには細胞を活性化させ、体に不必要で余分なモノを除去する効果があります。
ただしノンシュガーで飲む事が条件になります。

ノンシュガーでコーヒーを飲む事で、アンチエイジングに繋がりますしダイエットにも繋がります。
ダイエットの場合、コーヒーを飲んで30分後くらいから運動を始めると良いみたいですよ。

アンチエイジングと赤ワイン

赤ワインにはご存知の通り【ポリフェノール】が豊富に含まれています。
ポリフェノールには強力な抗酸化作用があり、肌を酸化から守ってくれます。

ただ、ポリフェノールは飲んで30分後くらいから効果は現れるのですが、2.3時間で消えてしまうので食事の度に赤ワインを飲まなければ効果が持続しないという弱点があります。

赤ワインにはAHA酸という成分が含まれており、古い角質を除去する手助けをしてくれます。
その為、赤ワインは新陳代謝=ターンオーバー促進にも役立ちます。

アンチエイジングとごぼう茶

最近よく目にするのがごぼう茶でアンチエイジング!という言葉。
ごぼうにはサポニンと呼ばれる抗酸化作用の高い成分が含まれている事から、抗老化効果が期待できます。

肌以外にも内臓機能の老化からも守ってくれます。
生のごぼうをささがきし、2.3時間天日干しした後にフライパンで10分ほど乾煎りして、お茶パックにごぼうを入れて抽出すれば簡単に作れますよ★

脳の老化防止にも◎!

肌の老化を予防する化粧品成分

肌の老化と一言によっても悩みは人それぞれ。
肌悩みに応じた成分を分類したので化粧品選びの際の参考にしてみて下さいね★

シミ・くすみをケアしてくれる成分

成分名 表示名 効能
アルブチン アルブチン・α-アルブチン シミを予防
トラネキサム酸 トラネキサム酸・m-トラネキサム酸 シミを予防
エナジーシグナルAMP エナジーシグナルAMP メラニンの排出促進
ビタミンC誘導体 パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)・3-O-グリセリルアスコンビン酸(3GA) シミを予防・薄くする

シワ・たるみをケアしてくれる成分

D-アミノ酸 アミノ酸 酸化防止・コラーゲンを増やす
D-グルタミン酸 グルタミン酸 バリア機能の回復
コエンザイムQ10 CoQ10・ユビキノン 抗酸化作用
コラーゲン コラーゲン 食べる事でハリと弾力
酢酸レチノール 酢酸レチノール コラーゲンの生成を促進
シカクマメ種子エキス シカクマメ種子エキス 弾力繊維の再生促進
セラミド セラミド1・セラミド2・セラミド3 バリア機能を保つ
パルミチン酸レチノール パルミチン酸レチノール ハリと弾力をもたらす
レチノール 純粋レチノール 肌荒れを防ぎ、ハリとしなやかさを齎す

毛穴・ニキビをケアしてくれる成分

成分名 表示名 効能
グリシルグリシン グリシルグリシン キメを整え毛穴を小さくする
アクアインプール PEG・PPG-14・7ジメチルエーテル 毛穴を小さくする
グリチルチン酸ジカリウム グリチルチン酸ジカリウム 炎症を抑え肌荒れやニキビをケア
パルミチン酸レチノール パルミチン酸レチノール ハリと弾力を齎す
ボタンボウフウ 長命草 血行促進・くすみ改善など

肌の酸化を防止してくれる成分

代表的な成分はフラーレン!

フラーレンとは?

フラーレンは同素体で出来た同一元素の分子で宇宙にも存在する分子です。
ビタミンCやビタミンEが特定の活性酸素を除去するのに対し、フラーレンは全ての活性酸素を抑制する働きがあります。

抗酸化作用はなんとビタミンCの約172倍とも言われています。
活性酸素は紫外線にあたったり、大気汚染に触れたり、ストレスを感じたりすると肌の中に発生し、肌を錆び付かせてしまいます。

肌細胞が錆び付くと、働きが悪くなりシミやシワ、たるみやくすみ等のエイジングが進んでしまうんです。
フラーレンには抗酸化作用の他にも、アクネ菌を除去する効果があるので、ニキビ予防にも役立ちますし、メラニンも抑制してくれるので美白にも役立ってくれます。

フラーレンを高配合している化粧品には【R.S】というロゴが記載されています。
またフラーレンが配合されている化粧品を選ぶ時は浸透力の上がるAPPSが一緒に配合されているものを選ぶと良いですよ。

フラーレンの他にも【プラチナ】【アスタキサンチン】【月桃エキス】【ビタミンE】などがあります!
中でも【ムラサキシキブエキス】は敏感肌の人でも使える抗酸化作用のある成分なんですよ!

肌を再生するのに役立つ成分

①ヒト幹細胞培養液
②グロスファクター
③ビタミンC誘導体APPS
④DDS

ヒト幹細胞培養液とは?

ヒト幹細胞培養液とは、ヒトの細胞を培養する際に出る液体の事で、細胞そのものの事ではありません。
ヒト幹細胞培養液は大きく分けるとグロスファクターに入りますが、配合されている化粧品は大抵ヒト幹細胞培養液と記載されています。

普通のグロスファクターと違う点は、500種類以上のグロスファクターがヒト幹細胞培養液の中には含まれている事です。
ヒト幹細胞培養液の中には上の表に記載した【EGF】【FGF】【IGF】【TGF】【PDGF】などが含まれています。

これらのグロスファクターがそれぞれの細胞に働きかける事によって、若々しさを保つために必要な細胞を活性化する事ができます。

グロスファクターとは?

成長因子であるグロスファクターの種類が沢山ある事は上で説明しました。
成長因子やグロスファクター配合と記載されている化粧品の場合、様々なグロスファクターが含まれているヒト幹細胞培養液とは違い、特定のグロスファクターが含まれています。

中でも多いのは【EGF】と【FGF】で、EGFは上皮成長因子とも言い細胞と成長の増殖の調節に重要な役割を果たしてくれます。
たいしてFGFは繊維芽細胞成長因子とも呼ばれ、真皮層を構成する繊維芽細胞に働き掛け、コラーゲンやエラスチンの組織を整える働きのある成分です。

このどちらも配合されている化粧品もあります。
ヒト幹細胞培養液が配合されている化粧品よりは安価に手に入れる事が出来ます。

ビタミンC誘導体APPSとは?

ビタミンC誘導体って聞いた事ありませんか?
ビタミンC誘導体は普通のビタミンCを肌に浸透しやすくした成分で、他にも様々な種類がありますが、中でもビタミンC誘導体APPSは飛び抜けた浸透力を持っています。

そもそもビタミンCが肌にとってどう良いのでしょうか?
ビタミンCは身体の中で作る事の出来ないビタミンですが、体に必要な成分でもあります。

通常は食べ物からビタミンCを摂取しますが、大抵は臓器などに使われてしまい、肌まではビタミンCが巡ってきません。
ビタミンCはメラニンを抑制したりコラーゲンの生成を助けたり、抗酸化作用で肌の酸化を抑制したりターンオーバーを正常化したり皮脂分泌も抑制してくれます。

APPSは浸透力が高いので、ダメージを受けた真皮にまで到達し、ケアしてくれる成分なんです。
紫外線などでダメージを受けたコラーゲンなどの修復を手伝ってくれます。

DDSとは?

DDSとは医療業界では常識になりつつある薬のナノカプセルの事で、肌に例えると肌の欲しい個所までしっかり届け、カプセルが徐々に溶けだす事で長い時間効果を持続させる事の出来る技術です。

カプセル型の薬と同じ要領で肌にも長時間、欲しい場所に投与する事が出来るという訳です。
成分だけだと肌の中ですぐに散ってしまいますが、カプセルに入れる事で奥深くまで成分を届ける事が出来る技術なんです。


肌の老化原因が分かればケアの方法もちゃんと分かります!
食事が偏り気味になってしまう人はサプリメントを飲むのもおすすめですよ★

肌の老化を努力次第でかなり遅らせる事も可能です♪
まずは出来る範囲から試してみて下さいね!








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記事執筆にあたり参考にした専門書籍

『化粧品成分表示のかんたん読み方手帳』著者…久光一誠
1997年、東京理科大学大学院基礎工学研究科修了。博士(工学)。

『おもしろサイエンス 美肌の化学』著者…福井寛
1972年広島大学工学部醗酵工学科卒業。1974年広島大学大学院工学研究科修士課程修了。福井技術士事務所代表。受賞歴多数。

『いちばんわかるスキンケアの教科書』著者…高瀬 聡子
皮膚科医。ウォブクリニック 中目黒総院長。
慈恵医科大卒業後、同大に皮膚科医として勤務。2003年に化粧品「アンプルール」を開発。

『美容皮膚科ガイドブック第2版』著者…川田暁
1979年東京医科歯科大学医学部卒業。東京医科歯科大学医学部皮膚科医員。1988年防衛医科大学校皮膚科講師。1990~1992年カリフォルニア大学サンフランシスコ校研究員。1997年帝京大学医学部附属市原病院皮膚科助教授。

『化粧品成分検定公式テキスト』編…一般社団法人
化粧品成分検定協会

『スキンケアの化学』著者…田上八朗
1977年 – 1983年、浜松医科大学助教授。1983年- 2003年、東北大学医学部教授。皮膚科領域で多方面の研究を多数国際雑誌に発表し、皮膚科学にインパクトを与えた。

『美肌のために必要なこと』著者…北條元治
株式会社セルバンク代表取締役、RDクリニック顧問、東海大学医学部非常勤講師、形成外科医、医学博士。

『日本化粧品検定1級対策テキスト』著者…小西 さやか
日本化粧品検定協会R代表理事。

『必要なのはコスメではなくテクニック』著者…長井かおり
ヘアメイクアップアーティスト。

『医者が教える食事法』著者…牧田善二
AGE牧田クリニック院長。糖尿病専門医。医学博士。

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