マスクで乾燥する…原因と対処法!肌荒れを起こさないためには?
マスクによる乾燥や肌荒れ、ニキビを改善する対処法と原因&おすすめの保湿ミストも紹介!
原因が分かると自分に合った対処法も模索出来るので知っているに越した事はありません★
マスクで肌が乾燥するのはなぜ?
マスクの中は湿度が高いのでなんで乾燥?って思いますよね。
実はマスクをしている事で乾燥しやすい状況を作ってしまっているんです!
マスクのよる肌の乾燥は、乾燥だけでなく肌荒れも引き起こしてしまいます。
マスクを外した時に一気に水分が蒸発
マスクをしているとどうしても呼吸の湿度によって肌水分が上昇します。
しかしマスクを外すと一気に水分量が低下…この落差によって肌は乾燥し肌荒れを起こしやすい状態になってしまうんです。
肌の水分が低下すると肌のバリア機能までが低下し、紫外線などのダメージに弱い肌になってしまいます。
肌表面が乾燥する事で摩擦にも弱くなるので刺激を受けやすい状態に…。
実は敏感肌の人は生まれつきこのバリア機能が非常に弱く、そのため肌トラブルが起きやすいんです。
肌のバリア機能の成分は【水分】と【油分であるセラミド】で出来ています。
摩擦によって水分を挟み込んでいるセラミドは剥がれ、さらに水分が蒸発しやすい状態に陥ってしまいます!
マスクで肌が火照り水分が蒸発
マスクによって顔が火照ると皮下組織にある血管が膨張し血の巡りが活性化します。
これが赤ら顔の原因でもあり、肌水分が蒸発する元になります。
活性化し血の巡りがよくなると体温も上昇し、さらに顔が火照ってしまいます。
肌は火照ると水分が蒸発しやすくなるため、マスクを外した瞬間にジュワアアっと水分が蒸発してしまう訳です。
マスクで乾燥すると肌荒れやニキビの原因に…
マスクによって肌が乾燥すると下記の様なトラブルが起きやすくなります!!
マスクによる乾燥で摩擦が起きバリア機能が崩れる
バリア機能の事を別名【ラメラ構造】とも呼びます。
水とセラミドが1500前後の層になっており、角質細胞の間を埋め尽くしています。
このラメラ構造であるバリア機能の乾燥が進むと、肌の内部だけでなく肌表面の乾燥も進み滑らかなが失われる事によって、マスクとの摩擦が起きやすくなってしまいます。
マスクによって肌に摩擦が与えられるとくすみの原因にもなりますし、さらにセラミドが剥がれ落ちる原因にも…!
バリア機能のスキンケアで整える事が出来ますが一日中マスクをしているとどうしても低下してしまいます;
マスクの内部にこもる湿気でニキビができる
ニキビが出来る原因はいくつかありますが、マスクによって引き起こされる原因の第一位は【雑菌】です!!
さらに皮脂の過剰分泌や炎症もニキビが出来る原因に…。
実はマスクをしている状況はニキビの元であるアクネ菌にとってとても過ごしやすい環境!!
ニキビを作ってくれと言っている様なものです。
マスクによって乾燥した肌は保湿をしようとして過剰に皮脂を分泌します。
過剰に分泌された皮脂によって毛穴が封鎖され角栓となります。
毛穴の中ではアクネ菌が繁殖…さらにマスクで湿度も高いのでアクネ菌は大喜び★という事態に…。
マスクで乾燥&肌荒れさせないスキンケア方法
マスクによる乾燥や肌荒れ、ニキビを起こさない為のスキンケア方法を紹介します!
特に難しい事はありません、いつものスキンケアを少し丁寧にしてみたり、少しだけアイテムを変えるだけでOK★
肌を乾燥させないクレンジング&洗顔
安価なクレンジングオイルは肌の乾燥が進みます!!
それに加え洗浄力の高い洗顔料を使っている人は要注意!!
クレンジングオイルによって肌のバリア機能のかなめである水分とセラミドが奪われ、さらに洗顔料によって肌そのものである角質細胞が剥がされてしまいます!
角質細胞が剥がれると肌は怪我をしたのと同じ状態…肌内部を外部からの刺激から守るものが一切なくなってしまいます。
これにより少しの刺激でも肌は過敏に反応し、ダメージを受けやすく肌荒れや痛みの原因になってしまいます。
日本人はさっぱりすっきり顔を洗いあげたい人が多く、どうしても過剰に洗顔をしてしまう傾向にあります。
クレンジングか洗顔料は、どちらかを肌に優しいものにするのがおすすめ★
ダブル洗顔不要のクレンジングもおすすめですよ^^
肌へのダメージを軽減するクレンジングや洗顔料に変えたら、週に一度は角質ケアを取り入れる様にしましょう❤
ただでさえダメージを受けている肌に角質ケアは絶対にNGです!!
保湿スキンケアは水分多め油分適量
スキンケアの基本は水分と油分です!
意外と多い間違いが化粧水だけで十分だと思いこんでいる場合…。
化粧水は90%以上が水分で出来ており、美容成分も少なく保湿成分のほんの僅かしか配合されていません。
肌は水分だけでは保湿する事が出来ません。
上で説明した通り、水分は簡単に蒸発してしまうからです。
それを防ぐのが油分の努めです!!
肌には三種の保湿成分が存在します。
角質細胞の中にあり、水分を引き寄せる働きのある天然保湿因子(NMF)、水分を挟み込むセラミド、肌の表面でフタの役割をしている皮脂膜です。
このどれが欠けても肌は保湿されません。
洗顔をする度に皮脂膜とセラミドは失われ、天然保湿因子の数も減ってしまいます。
そのため、洗顔と保湿はセットです。
マスクによって乾燥しやすい時には水分である化粧水を適量よりも多めに使い、油分である乳液やクリームは適量を使う様にしましょう。
夏場は特に水分が蒸発しやすいので、化粧水でたっぷり肌をうるおし、乳液とクリームでしっかり水分を閉じ込めるのが◎!
乳液やクリームには化粧水よりも多くの保湿成分や美容成分が配合されている場合がほとんどです。
もっとも美容成分が多いのが美容液!!
肌トラブルによって美容液を選び使用するのがGOOD★
抗炎症・抗酸化・抗菌作用のある基礎化粧品
ニキビを軽減したい場合、マスクによってニキビを作りたいない場合には【抗炎症】【抗酸化】【抗菌作用】のある基礎化粧品を使うのが◎!
抗炎症作用のある成分
・ヘパリン類似物質
・リノール酸
・トランスフォーミング成長因子-a(TGF)
・シソ葉エキス
・カミツレ花エキス
・アラントイン
・プロポリス
・カンゾウ根エキス
・グリチルリチン酸
・ヨクイニンエキス
抗酸化作用のある成分
・プラチナ
・アスタキサンチン
・ビタミンC
・ビタミンE
・マルラオイル
・アルガンオイル
・マグワ根皮エキス
・ブドウ果実エキス
・プロテオグリカン
・αリポ酸
中でもおすすめの成分はプラチナ!!
プラチナには肌の酸化原因となる活性酸素10種を除去する力があります★
抗菌作用のある成分
・ビタミンE
・オウゴン根エキス
・カミツレ花エキス
・プロポリス
・セイヨウノコギリ草エキス
・トウキ根エキス
・ユーカリエキス
・ローズマリー葉エキス
バリア機能を改善する化粧品
バリア機能を改善する成分
・ヒト型セラミド
・セラミド2
・ヒト幹細胞培養液
・ライスパワーNO11
・リノール酸
・スフィンゴ糖脂質
肌のバリア機能を改善するならヒト型セラミドや有効成分がおすすめです!
ヒト型セラミドとは肌に元からあるセラミドと完全に一致した成分の事で、肌に塗布すると直ぐに馴染んで即戦力として働いてくれます★
肌質を改善へ導く有効成分ならライスパワーNO11がおすすめです❤
ライスパワーNO11は肌の保水力を改善する働きがある事が認められた成分なんですよ!
マスクで肌が乾燥してしまった時の対処法&おすすめミスト
肌の乾燥はマスクを外した瞬間から始まります。
マスクを外す時、あるいは外す直前に肌を保湿してくれるミストを使うのがおすすめです!
メイク崩れも防止してくれ、玉肌も叶えてくれるのはこちら★
エリクシール|つや玉ミスト
エリクシール【つや玉ミスト】¥1800
メイクキープ力はもちろんの事、肌をしっとり潤してくれるミスト★
メイクの上から使えるからいつでもどこでもミスト出来るのが嬉しいですね♪
これを使うとテカリが起きずメイク崩れがしないと口コミで評判のアイテム!
さらにファンデを塗ってカサカサとしている肌もしっとりとツヤ肌へしてくれる優秀アイテムです★
コーセーのメイクキープミストよりもさらにしっとりしている感じがします。
マスクを外したらすぐにつや玉ミストで肌をしっかり保湿してガードしてあげましょう❤
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【規格外定形外郵便配送】【資生堂】エリクシール シュペリエルつや玉ミスト 価格:1,793円 |
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記事執筆にあたり参考にした専門書籍
『化粧品成分表示のかんたん読み方手帳』著者…久光一誠
1997年、東京理科大学大学院基礎工学研究科修了。博士(工学)。
『おもしろサイエンス 美肌の化学』著者…福井寛
1972年広島大学工学部醗酵工学科卒業。1974年広島大学大学院工学研究科修士課程修了。福井技術士事務所代表。受賞歴多数。
『いちばんわかるスキンケアの教科書』著者…高瀬 聡子
皮膚科医。ウォブクリニック 中目黒総院長。
慈恵医科大卒業後、同大に皮膚科医として勤務。2003年に化粧品「アンプルール」を開発。
『美容皮膚科ガイドブック第2版』著者…川田暁
1979年東京医科歯科大学医学部卒業。東京医科歯科大学医学部皮膚科医員。1988年防衛医科大学校皮膚科講師。1990~1992年カリフォルニア大学サンフランシスコ校研究員。1997年帝京大学医学部附属市原病院皮膚科助教授。
『化粧品成分検定公式テキスト』編…一般社団法人
化粧品成分検定協会
『スキンケアの化学』著者…田上八朗
1977年 – 1983年、浜松医科大学助教授。1983年- 2003年、東北大学医学部教授。皮膚科領域で多方面の研究を多数国際雑誌に発表し、皮膚科学にインパクトを与えた。
『美肌のために必要なこと』著者…北條元治
株式会社セルバンク代表取締役、RDクリニック顧問、東海大学医学部非常勤講師、形成外科医、医学博士。
『日本化粧品検定1級対策テキスト』著者…小西 さやか
日本化粧品検定協会R代表理事。
『必要なのはコスメではなくテクニック』著者…長井かおり
ヘアメイクアップアーティスト。
『医者が教える食事法』著者…牧田善二
AGE牧田クリニック院長。糖尿病専門医。医学博士。